[道志]椿荘オートキャンプ場は直火出来てソロに最高だった

椿荘オートキャンプ場

キャンパーの中では道志村はかなり有名なキャンプ場の聖地的な場所だと思いますが、今まで一度も行った事がありませんでした。
何となく遠いイメージがあったのか、ファミリー向けの観光地が近くに無いからなのか、今回もファミリーでは無く知人とのヤローキャンプで、初道志のキャンプ場です。

行ったのは12月17日(土)18日(日)の一泊。
この週は、東京都心部でも初霜を観測するなど、冷え込んだ1週間だったので山間部の冷え込みに少しびびりながら出発します。

椿荘オートキャンプ場基本情報

住所 山梨県南都留郡道志村4150
アクセス 中央道相模湖ICから28Km(40分)程度
期間 通年
チェックイン&アウト In12:00、Out11:00
環境 河原、林間
サイトの地面 砂利・土。地面は転圧されすぎなのか、中に石が埋まっているのか、どこもかなりの硬さです。
料金 車1台1500円。テント一張1000円。大人800円。子供600円。3歳以下300円
施設タイプ 直火可。オートサイト(区画広め)
設備 炊事場、水洗トイレ(和式)
ファミリーキャンプオススメ度 ★★★☆☆
ソロキャンプオススメ度 ★★★★★
公式サイト 公式サイト
問い合わせ 椿荘:0554-52-2056

椿荘オートキャンプ場レビュー

食材は買ってからがGood

まず、いきなりですが注意点から。
道志エリアが初めてだった為、いつものように食材は現地調達する予定でした。
椿荘キャンプ場に到着したのが10:30頃。
渋滞なども無く、出発から2時間弱で到着。ここまでは予定通りでした。椿荘にて受付を済ませ、近くのスーパーを聞いた所。
「スーパーみたいなんは、無いね。5分くらい走った所に商店があるから。」
酒や食材なども、一応揃うとの事だったので、とりあえず、設営場所を確保し、食材調達にでかけます。

5分ほど走った場所にあったのは、いかにも寂れたお店。生鮮食品が売ってそうなイメージが全くできません。
見なかった事にし、スルーして進むと、道の駅があり、地元の野菜などは売っていましたが、肉などが無かったので、スーパーの場所を尋ねると、片道30分かかるとの事。

しょうがないので、時間ロスを覚悟で国道を進むと、デイリーヤマザキのコンビニがあります。
こういった山間部のコンビニは生鮮食品を置いてある事が珍しくないので、一応立ち寄ってみると、今晩のメニューに予定していたシチューの材料や、米、酒、魚など一通りを揃える事ができました。
しかし、2人分で8000円也!!!

店番のおばあちゃんは気を良くしたのか、人が優しいのか「ほれ、暖かいものでも飲め」と缶コーヒーをおごってくれました。

冬の薪はシーズンが終わってる

薪と言えば、冬がシーズンですが、道志村に50ほどあるキャンプ場のほとんどは冬季休業となります。
そのせいか、薪を売っているお店がほとんどない。
看板を目にして立ち寄っても「今年の薪はもう終わったよ」と言われます。

食材を調達したデイリーヤマザキから椿荘オートキャンプ場までは5分ほどの距離ですが、木材が山積みになっているSHOP的な建物を発見。
駐車場に入ってみると、お店は閉店の看板があり、その隣のデザイン事務所風の場所には人影が。
事情を説明すると、
「全然持っていってもらっていいですよ」
と温かいお言葉。

何でもこの方は、4年前に横浜から道志村に移住をされてきた方で、現在は移住のアドバイスなどを行う会社を経営しているらしい。
気さくな方で、みかんまでいただきました。

おばあちゃんといい、お兄さんといい、道志の方の暖かさに触れ、椿荘オートキャンプ場に戻ります。

豊かな森林と水源のサイト

椿荘オートキャンプ場マップ
今回、テントを設営したのはマップ上部の南の森です。
受付場所の椿荘からは一番離れた場所に位置していますが、トイレと炊事場がすぐ近くにあります。

料金は表に記載した通りですが、なぜか今回、車一台大人2人、テント一張で2800円でした。
公式サイトの料金より結構安かったです。

南の森広場看板:椿荘

南の森はテントを張れる平地が3段になっていて、一番上に陣取りました。
非常に広く、地面も平らなので、3世帯ほどのグループキャンプをするのには最適な場所です。
南の森:椿荘

すぐ横は広場になっていて、ここでキャンプファイヤーができるのでしょうか。
広場:椿荘

広場の左側に見えるのが炊事場です。建物は新しくありませんが、掃除されている事が分かる清潔さです。
炊事場:椿荘
金たわしとスポンジが置いてあり、使う事ができます。
奥には共同で使える冷蔵庫も。夏場は助かる設備です。

トイレは和式で、昔ながらのほったて小屋といった外観ですが、炊事場同様にとても綺麗に掃除をされているのが分かりました。
臭いといった事も無かったです。
大人は大丈夫ですが、うちの子供も洋式オンリーなので、ファミリーキャンプにはちょっとポイントが下がる部分かもしれません。
トイレ外観:椿荘
トイレ中:椿荘

南の森、西の森は川に面しているので、夏場は人気のエリアになりそうです。
水は透き通っていて、この水は横浜市の水源の一つになっているようです。
川:椿荘

他のサイトは
<西の森>
西の森:椿荘

<中央の森>
中央の森:椿荘

となっていて、昼過ぎでも日陰です。
今回設営した南の森は、11時頃から13時頃までは日向ができるので、温かいと思っていましたが、川べりな為風が寒く感じました。
対照的に、西の森と中央の森は、四方が木に囲まれているので日光浴は難しいですが、無風状態でした。

椿荘オートキャンプ場のまとめ

12月の冬キャンプとなり、関東平野部でも氷点下になる日が続いた週だったので、寒さに耐えられるか不安でしたが、朝7時の気温は2度。18時で3度ほどでした。
温かい方に木材を譲って頂いたので、贅沢に焚き火が出来たので、終始幸せなキャンプでした。
焚き火:椿荘

贅沢な焚き火が出来たのは、椿荘が直火可能なフィールドだった事も要因です。
焚き火台だけだと、しのげなかったと思います。

このキャンプ場は、奥深い森の中で静かにキャンプをするのに最高です。

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