キャンプ用品一式を一気に揃え、そのまま熱が収まらずに子どもたちを巻き込みストーブを追加購入して冬キャンプを体験したのが、ちょうど一年前。
キャンプを始める時に一番高価なギアと言えば、テントです。
家族分と考えれば、シュラフとかも高価ではありますが、安いもので、代用が可能。
何となく始める前
「テントはそうそう買い替えるものでは無いと思うけど、飽きる可能性もあるからそこそこのものを買っておこう」
みたいな雰囲気がママさんから出ていたので、シリーズの中でも安かった「ロゴスneos PANELスクリーンドゥーブル XL」を購入しました。
テント単体では7万円を切るお値段だったと思います。
ただ、オシャレなスノーピークでは、ランドロックとかが同じくらいのサイズになりますが、値段は17万程度と2.5倍も高いのです。
数回行くとキャンプにも慣れ始めると同時に、ご近所のオシャレキャンパーさんが気になり始めます。
テントを買った時には
「人気のテントなんで、在庫があまりありません。キャンプ場でかぶる確立は高いかもしれませんね」
なんて言われていましたが、これまで10回以上の出撃で1度しかお目にかかった事がない。。。
コスパという意味ではかなり満足しているのは事実ですが、この緑が、一昔前のキャンプのイメージ。
やり始めて分かるんですよねぇ、こういうのって。
初めてすぐに「やっちまった」感はあったんですけど、安いものでは無いので、小物とかからオシャレ感を統一していけばいいと、自分を納得させてたんですが、今回、キャンプブランドを立ち上げて、商品発売をする事になり気が付きました!
商品撮影するにも緑のテントがやたら誇張して来るぅ!
そんなビジネス的な要素もあり、新たにオシャレなテントの購入を考え始めました。
オシャレテントの条件
オシャレなだけではさすがにママとの交渉で負けてしまいます。
わが家での使い方から、最低限必要な要件をまとめると。
- 冬も使える事(テント内ストーブ)
- 夏キャンプはあまり好まない
- テント内で子供たちが遊べるような広さは欲しい
- かわいいよりはシンプル・素朴?
- 区画サイトに魅力を感じず、できればフリーサイト派
- 湖畔キャンプがママのお気に入り
ノルディスクのアスガルドに決まりですね(・・?
いつもそうなんですけど、ブログ記事書いて、調査してってやっているうちに、心が決まっちゃうんですよねぇ。
レビュー系のブロガーあるあるなんでしょうか。。
コットンテント
デザインからコットンテントというのは、ほぼ決定的な要素になりそうです。
白は、合わせる色を選びませんし、なにより、わが家は秋から冬のキャンプの方が合ってます。
今年も夏には一度しかいかず、家族全員
「夏はやっぱり熱いよねぇ」
と口をそろえてました。
子供もそうなんですけど、わが家の場合、キャンプの醍醐味は焚き火の時間。
普段、火を使わない子供にとっても楽しい遊びの1つです。
だから、熱い夏は楽しさが半減しちゃうんだと思います。
秋〜冬をメインにしていると、やっぱり惹かれるのが、薪ストーブ。
今は、昔ながらの灯油ストーブを使っていて、十分幸せを感じるんですが、テントから煙突を突き出して煙が出ている姿を見ると、憧れてしまいます。
今後薪ストーブをテントインするのであれば、コットンテントは必須になります。
コットンテント比較
オシャレキャンパーの代名詞的なコットンテント。
品薄状態のノルディスクを真似て、2016年頃から複数のキャンプブランドからもコットンテントが発売されています。
ノルディスク-アスガルド
先程も登場したアスガルド。
現行モデルでは、19.6平米と12.6平米の2サイズがあります。
小さい方でも4〜6人用と十分な広さがありますが、8角形と円に近いので、デッドスペースができやすそう。
小さい区画サイトでは、19.6平米モデルはまず建てる事は難しいでしょうね。
ノルディスク-アルフェイム
コットンテントの人気に火を付けたのであろう(勝手予想)、ワンポールテント。
ティピーテントやインディアンテントとも呼ばれる円錐型が特徴的です。
アスガルド同様に19.6平米と12.6平米の2サイズがありますが、上部がすぼんでいるので、アスガルドよりは狭く感じそうです。
ノルディスク-ウトガルド
家のような長方形をしているので、デッドスペースが無くて使いやすそうです。
これまで、ウトガルドを張っている所を見たことが無いので、目立つこと間違い無し。
ただし、ワンポールタイプと比べると設営が大変そう。重量23kgはかなりの数のポールを使うのでしょう。
小川キャンパル-ピルツ15 T/C
色あいがかわいいですが、どこかインディアン風な印象の小川キャンパルのティピーテント。
ポールと幕体を合わせると、ノルディスクとほぼ同じ重さになります。
特徴的なのは、天井部分に煙突用の穴が空いている事。この部分は結構ポイントが高いかも。
ドッペルギャンガー-タケノコテント
ドッペルギャンガーアウトドアからもコットン素材のテントが出ていました。
他のコットンテントととは異なり、屋根部分がポリコットン。壁部分は防火素材のポリエステルを使用しています。
8.6畳で8人まで過ごせる大型サイズ。インナーテントを含まず20Kgと、ポリエステルを使っている割には重いか?といった印象を受けました。
コットンテントのメリット
通常、テントの素材にはナイロンやポリエステルが使われていますが、コットンテントと比べると、メリットとデメリットは真逆になると思っていれば間違い無さそうです。
- 火に強い
- 温かい
- 結露が気にならない
- 設営が簡単
燃えないわけでは無く、燃えにくい。ポリエステルのテントだと火の粉が飛んだだけで穴があくが、コットンは焦げる程度。
コットン素材自体が暖かさがある訳では無く、あくまで幕内で火を使うときの耐熱性から、冬はコットンテントと言われているようです。
結露しないのではなく、素材自体が水分を含む性質を持っているのと、耐水性がポリエステルに比べ低いので、幕内の方が暖かくなる季節の、内側のビショビショとなる感じが無いらしい。
コットンテントのメリットというより、ワンポールテントのメリットですが、かなり楽そう
コットンテントのデメリット
- 水に弱い
- 重い
- カビやすい
火に強い代わりに水に弱いです。弱いと言っても、雨が漏れてくる事は無いらしいですが、雨で濡れたテントを幕内からつっつくと、漏れてくる事もあるらしいです。
ポリエステルと比較すると、重量があります。くわえて水を吸ってしまうので、雨の中での撤収はかなりの苦痛となりそうです。
水を吸った後、乾燥させずにしまうと、すぐにカビが生えるようです。
ポリエステルテントは2,3万程度から選べますが、コットンは海外ブランドが多いからなのか、生地自体が高価からなのか、商品自体が高いです。
オシャレテント選びのまとめ
ファッションとか見てても思いますが、寒い時に露出をしたり、暑い時にマフラー付けたりと。
オシャレ=我慢
なんでしょうか。。
キャンプギアも、LEDライトの方が便利だと思いますけど、ガスや灯油ランタンの方が味がありますし、収納ボックスもプラスチック系のものの方が、安価で軽量なのに、はるかに重い木でDIYしちゃったりします(*^^*)
コットンテントどうしようかなぁ。値段が15万から19万程度と高いので、非常に迷います。。