秋のキャンプシーズンなのに、仕事がバタバタ。
落ち着いたと思ったら子供の行事、来週こそは・・・雨・・・。
最近全くキャンプに行けていません。
そんな時は、燻製に挑戦!
本格的な燻製になると何日もかかってしまいますが、今回は思い立った日にすぐ食べられる燻製を作ってみました。
今回作ったのは
- 半熟たまご燻製
- チーズ燻製
- ササミ燻製
の3つ。全行程で7時間程度あれば食べられますので、午前中からの仕込みが必用になります。(チーズだけは3時間あればOK)
家族4人分としての分量で計算しています。
半熟たまご燻製
用意するもの
- 生たまご6個
- ※醤油・・・80ml
- ※みりん・・・120ml
- ※料理酒・・・200ml
- ※砂糖・・・少々
半熟玉子
氷水の用意
卵の燻製で一番重要なのが、適度な半熟状態のゆで卵を作る事です。
取り出した卵に熱が入らない様、また殻が綺麗に剥けるようにに、予めボールに水を張り氷をいれておきます。
茹でる
冷蔵庫から取り出した、生卵を沸騰したお湯の中に入れ6分間。茹でます。
常温状態の生卵なら5分半ほど。
茹でる時に優しくかき混ぜて上げると、黄身が真ん中にきてくれます。くれぐれも殻を割らないように注意。
冷やす・殻むき
茹で終わったら予め用意しておいた、氷水の中に卵を1分程度浸します。
冷えたら、流水で流しながら、殻を剥いていきます。
半熟状態が手触りで分かりますが、強く握るとすぐに黄身が出てきますので、そぉーっと。
つけダレ
醤油、みりん、酒を必要分量を鍋に投入し、沸騰させます。
沸騰直前に砂糖を加え、すぐに火を止めます。
味付け
粗熱をとったら、ジップロック等の容器に移し、殻剥き後のゆで卵を入れ、そのまま冷蔵庫へ。
一晩ほど寝かしたい所ですが、今回は5時間に短縮。
卵の下準備は以上で終了です。風乾から燻製までの工程は、他の食材と一緒に行います。
ササミ燻製
用意するもの
- ささみ・・・4切れ
- ※醤油・・・50ml
- ※みりん・・・50ml
- ※料理酒・・・100ml
- ※塩・・・大さじ1杯
- ※砂糖・・・大さじ1杯
- ※すりおろしにんにく・・・小さじ半分
つけダレ準備
上記※印を全部鍋に投入し、沸騰寸前で火を止めます。
粗熱を取ったら、耐熱の袋(ジップロック等)に液を投入し、ササミを浸けます。
中の空気をできるだけ少ない状態にした後、適度に揉み込む。
この状態で5時間冷蔵庫で、味付けを行います。
このまま風乾を行い、熱燻でも可能ですが、パサパサにならないよう、ジップロックに入った状態で、一度熱を通しておき、温燻でしっとりササミ燻製に仕上げます。
7分程度沸騰したお湯の中に入れれば、出来上がり。
今回は漬けていた時間が短いので、塩抜きは簡単に流水で洗い流す程度としました。
以上でササミの下準備は終了です。
風乾
チーズの下準備は特に必要がないので、半熟玉子と、ササミと一緒に燻製前に水気を飛ばす為、扇風機に1時間ほど当てておきました。
この手間は、あまり関係ないように思いますが、この段階で表面の水分をできるだけ無くすことで、燻製フレーバーが食材に移りやすくなります。
燻製
購入して使い込んでいるSOTOの燻製器を使用しました。(キャンプにおすすめの燻製器!いぶし処
)
使用したウッドは、スモークウッド サクラ。これ1つでバランスの良い味付けができるので、最近はこればっかり使ってます。
内網を1枚無くし、自作の不格好な網を敷いた関係で、チーズを下段にセットしましたが、温燻でもチーズは溶けやすいので、できるだけ火種から遠ざけた方がいいです。
ウッドは4cm程の長さにカットし使用しました。
ササミは熱を通しているので、燻製時の温度調整は不要。食材とウッドをセットしたらこのまま1時間程度放置。
風乾燥
燻製が終わったら、すぐにでも食べたい所ですが、、、キャンプの時は食べてしまいますが、本来の美味しさが味わえるのは、粗熱を取ってから最低でも2時間、風乾燥させた後です。
ここまでの時間を逆算してあげないといけないので、ちょっと慣れが必要ですね。
燻製後、乾燥時間を取って上げる事で、煙のエグミが取れて味が落ち着きます。
更に1日、2日と寝かせて上げるのが、本格燻製ニストなのでしょうが、わが家の場合、自宅の燻製器が小さいので、そこまで多くの食材を燻す事ができません。
燻した食材を2日寝かせていると、気づかぬ間に家族が食べてしまいますので、わが家では2時間の風乾が限度です^_^;。
特に子どもたちにはチーズと卵が大人気。今回はササミもかなり気に入ってもらえました。
2泊3日のキャンプはもちろん。キャンプに行けない日に燻製はおすすめ!
時間はかかりますが、冬場なら鮭とばやビーフジャーキー、ハムなどのこったものも作れるようなので、今後チャレンジしていきたいですね。