子供が大きくなってきたからそろそろキャンプにでも行くか。
なんて話しをわが家でも数年前にした事があります。
その当時は長女が3歳(幼稚園入園)になったばかりで、ママは次女を授かっていました。
当然シーズンは、秋前頃の過ごしやすい時を想定していましたが、長女もそそっかしく、夜泣きもしていたので、当分はおあずけという事になりました。
わが家は2016年の10月にキャンプ道具一式を揃え、寒いですが12月現在でも冬キャンプを楽しんでいます。
そんなわが家の構成は、
パパ、ママ、長女(小1)、次女(年少)の4人家族です。
Yahoo知恵袋などでも何歳頃からキャンプが可能か。
という話題がよく上がっていますが、それは、子供とどんな風に遊んで来たのかや、兄弟の有無、親のキャンプ経験、行くキャンプ場(スタイル)などによって変わってくると思います。
例えば、わが家の場合、自然に宿泊をするというキャンプこそ、これまでは1度もやった事がありません。
親2人もロッジには泊まった事はありますが、テントを張った本格的なキャンプ経験はありませんでした。
ただ、子供が生まれる前から夫婦でよく山や海に行ってバーベキューをしたりしていました。
子供が生まれてからも、真夏と真冬以外は月に2度ほどはBBQをやったりしています。
幼稚園の親御さんで、
「バーベキューは子供が火を手づかみしそうで危ないからやった事が無い。」
という方がいるそうです。(ママ談)その娘さんの歳は長女と同じ小1。自分からするとちょっと呆れてしまう感じなんですが、これまで子供が火を扱ったことが無い場合は、まずは手軽なバーベキューなどを通して、火は危ないものだと教える事から始めた方がよいでしょう。
わが家の場合、長女は火おこしをしたり、次女は薪をくべたりしてお手伝いをかってでてくれます。
もちろん親が近くにいない時は絶対に触らないように言い聞かせています。
焚き火は、火の粉が飛んできたりして危険ですが、危険だからやらせないのでは無く、どうして危険なのか。
また、どうすれば安全に行う事ができるかを教えてあげるのも親の教育だと考えている為です。
小さな子供を育てている親なら親が考える危険と、子供がやらかす危険は、予想出来ない事の方が多くありませんか?
凧揚げだって、突風が吹けば糸で指が切れる事もあるので危険です。でも凧揚げは危ないからと言ってやらせない親はいないと思います。
どこにでも危険はあるものですから、子供が自ら察知できるように教育をしてあげる事が大切だと思うんです。
自分が考えるキャンプに連れて行ってもよい、子供の年齢は、3歳頃からだと思っています。
うちの場合、長女1人の時より、長女の影響で次女の成長が早く感じているせいもあるでしょうし、日頃からバーベキューをやっていた事もあるので、入りやすかった気もします。
目安は「少し早いかな」と思う頃が一番いい気がします。
教育という面から考えるとキャンプって結構な可能性を秘めているらしいです。
参考:ファミリーキャンプは幼児教育では得られないHQを鍛えられる
ただし、自然は人間がコントロールできないものもありますので、慣れないうちは準備を怠らずに安全なキャンプを目指しましょう。
子供とのキャンプに持っていく物
- 保険証
- 名札
- 虫除けスプレー
- 子供用の包丁
- 救急セット
- いつもより多めの着替えとタオル
- いつもより温かい着替え
- かっぱ
急な熱が出た時や怪我をした時に必要になります。大した事はありませんでしたが次女も目が腫れて病院に行った事があります。
広いキャンプ場は、車の出入りを制限していたりするので、公園感覚で遊ばせていると迷子になったりする事もあります。
温かい時期は蚊やブヨが出現します。ブヨには市販の虫除けスプレーは効果が無いので、ハッカ油などを自作すると効果的。
家のキッチンは子供にとっては高すぎて危ないですが、キャンプなら低いテーブルを使って料理のお手伝いをしてもらいましょう。
傷薬や絆創膏などの応急処置ができる薬箱を持参しましょう。
せっかくのアウトドアですから、どろんこになっても叱らないように、変えの洋服は多めに持っていきましょう。
夏といってもキャンプ場のある場所は林間や高原など、夜間に冷え込みます。また川遊びをした後は体温が下がらないように温かい格好を用意しておきましょう。
特に夏場+山の天気は変わりやすいです。雨で遊べないと子供もストレスを感じてしまいます。小雨程度なら遊べるようにかっぱがあると安心です。
持って行っては駄目なもの
- ゲーム機
キャンプをする家族であまり目にする事はありませんが、公園に遊びに来てるのにDSをやってる子供とか見ると残念な気持になります。
コミュニケーションを阻害するものは持っていかない方が、得るものが大きいですよ。
キャンプでの危険
一番の危険は”火”です
火そのものというより、熱したフライパンや、グリルの横に置いたトングなど、見た目では熱さが分からないものを触ってやけどをしてしまいます。
キャンプで使う火は焚き火以外にも、ランタン、燻製器、バーナーなどがあります。
火に関係する道具は、一つの場所にまとめておき、子供に注意を呼びかけておきましょう。
虫や毒のある植物
一番多いのがブヨにササれて腫れる被害です。ブヨは普通の虫除けスプレーや蚊取り線香は効きまません。
また、茂みに入って皮膚が荒れてしまったりする事も子供には多いので、夏でもアウトドアの際には長袖長ズボンが安全です。
水辺
夏のアウトドアと言えば、海水浴や川遊びですが、水深が浅いからといって安全ではありません。
海は引波のちからで子供は砂に埋まってしまいますし、川辺は足場が滑りやすくなっています。
水深20cm程度でも滑ってパニックになれば、溺れる危険もあります。
ライフジャケットでの川遊びは流されるので、溺れるのとは別で危険です。川遊びの時は絶対に目を離さないようにしましょう。
熱中症
涼しい場所でも一生懸命遊んでいる子供はいつも以上に汗をかいています。
大人が大丈夫だからといって安心せず、適度な休憩と給水を心がけましょう。
まとめ
この前子供に
「火って何からできてるの?」
って聞かれて答えられませんでした^^;
ネットで調べましたが、子供に伝えられるまでに理解していません。
キャンプをしてなければ、出てこなかった興味だと思います。
興味は子供の学びを刺激させるとっても大切な”もの”です。
みなさんは火が何でできているかを子供に教えられますか?
(分かる方は僕にも教えてください(笑))
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