スノピのパイルドライバーは使い方次第でランタンハンガーNo1

ランタンハンガーと焚き火テーブル

コットン素材のテントやタープでは無い場合、その下で焚き火をすると、火の粉が飛んでタープに穴が空いてしまったりします。
わが家で使用しているテントはロゴスの2ルーム”neosPANELスクリーンドゥーブルXL”、タープはスノーピークレクタLで、両方ともポリエステル素材なので、火の粉は厳禁です。

焚火ハンガー
その為、焚き火台を使用する時には、大型タープの外に焚き火テーブル、椅子、焚き火台、焚き火ハンガーを配置し料理などを行っています。
新たに購入したコールマンの2マントルランタンが思いのほか明るいので、ほとんどの配置では焚き火台まで光が届きますが、サイトや風によっては一工夫した配置になるようになり、タープとの距離が離れてしまう場合があります。

こういった時には、焚き火ハンガーにランタンをぶら下げる方法もありますが、焚き火ハンガーの長さが短いのでどうしても明るくなる範囲が狭くなってしまうといった難点があります。

また、先日の軽井沢スウィートグラスで気がついたんですが、燃焼系のランタンをテント内に設置する場合、テント内上部のフックを使用する事ができません
これまでは、テントの中で食事をする事がありませんでしたので、LEDランタンのみで問題ありませんでしたが、前回は、気温が氷点下になった事もあり、途中からテントの中に移動して夕食を取りました。
その際、パイルドライバーが無ければ、暗い中での食事になっていた事と思います。

ランタンハンガー

ランタンハンガー・フック
照明器具なので当然ですが、ランタンを目線の高さにおいてしまうと、とても眩しくて不快な思いをします。
足元に置けば、不快感はありませんが、明るさが遠くまで届きません。
ランタンフックなどを使って目線より上に置く事で、不快とならず明かるさを得る事ができます。

この状態を作るためにもっとも簡単な方法が、タープやテントのポール等にランタンフックなどでぶら下げる方法ですが、レクタタープLの様に中心とポールまでの距離がある場合などはどうしても暗くなりがちです。
任意の場所にランタンを吊るす為のキャンプ用品としてランタンスタンドなる物が発売されています。
ランタンスタンド

アウトドアメーカーから発売されているランタンスタンドは、上記写真のように、三脚のような脚がついているものが一般的です。
設置が簡単な反面、子供がいるファミリーキャンプだと、ランタンスタンドの脚に引っ掛けてしまいそうです。
大人でも暗くなれば、ガイロープにつまずきますからね^^

スノーピークパイルドライバーの使い方

パイルドライバーパイルドライバーパイルドライバーは、3本のスチール棒が重なるように1本になっていて、収納時は110cm、全開にすると240cmまで伸ばす事ができます。

価格は5300円と、他社製品に比べ1.5倍から2倍程度ですが、スノーピーク製品と考えるなら高額ではないと思います。

先端:パイルドライバー
先端は非常に尖っていて当たり前ですが、触ると痛いので、付属の保護キャップをしっかり付けておきます。
この保護キャップは無くなりやすいので、棒からは取り外さない状態で使用する事をおすすめします。

ネジ:パイルドライバー
パイルドライバーは地面に突き刺して自立させる構造ですが、突き刺すのにハンマーを使う事は無く、この棒自体がハンマーの役割を担っています。
棒と棒を固定してあるネジを緩めると、中の棒が上下に動きます。この動きがハンマーを振っている動作となり、先端が地面に入っていきます。

とは言っても、ペグダウンをする時ほどの力はかかりませんので、固い地面や、地中に石がある場合は、当然刺さりにくくなります。
目安としては、テントを買った時に付属されている安物のペグが入る地面なら問題無く入ります。

固い地面にパイルドライバーを立てる方法

フィールドの状況は、実際現地を見てから分かる部分も大きいので、もし固い地面のサイトだった場合、普通の使い方だとパイルドライバーを自立させる事ができません。

このような場合は、一度ソリッドステークやエリッゼステークなど耐久性のあるペグをまっすぐ地面に打ち込み、穴を開けます。
ソリステやエリステは地中の石も砕きながら入っていきますので、効果てきめんです。

パイルドライバーの方が直径が大きいので、自立後にぐらついたりする心配もありません。

一番買って良かったと思ったシチュエーション

これはやっぱり、テント内でランタンをぶら下げる時です。
燃焼系ランタンはテントにぶら下げる事ができません。
また、ツールームテントでも半分は寝室スペースなので、リビング部でも3.5畳程しかありません。

地面には椅子やテーブル、クーラーボックス、靴などが置かれていますので、三脚型のランタンポールだと、どうしても邪魔になってしまいます。

パイルドライバーなら任意の高さに設置できますし、足場のスペースを無駄にする事もありません。
一見地味な商品ですが、買って良かったキャンプ用品の中で3番以内には入る優れものです。

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