先日、キャンプ用にオピネル#10を購入しました。
1000円代から買えるオピネルナイフは、キャンプ初心者にとって一本目のナイフとしておすすめしている方も多いのですが。
柄が木で出来ており、フォールディングナイフ(刃を柄にしまっておける)という特性上、湿度や刃の錆によって、スムーズな出し入れができなくなってしまいました。
購入したのはカーボン仕様のもの。カーボンはステンレスに比べ研ぎやすく切れ味が良い反面、錆びやすいというデメリットがあります。
刃の錆を予防する為に黒錆加工というものを施したのですが、根本の部分がサビてしまい、2日と使っていないとペンチを使わなければ刃を出す事ができない状態に。
他の方は、接続している金具を取り外し、木を削っているようですが、金具自体をとりはずす事ができずに断念。
正直、サバイバルほど、ガシガシ使う訳ではなく、フェザースティックを作ったり、料理などで使う程度。
予算5000円程度で買える評判の良いナイフと言えば、「モーラ・ナイフ」しか思いつきません(笑)
モーラ・ナイフに限定しても多くの種類があるので、ちょっと比較してみました。
キャンプナイフ>モーラナイフ
ブッシュクラフト ブラック SRT
■柄素材:ラバー
■刃素材:ステンレススチール(ブラックコーティング 半波刃)
■刃長:約109mm
■全長:約232mm
■刃厚:約3.2mm
■重量:約123g(ナイフのみの重量)
■価格:5600円
雰囲気的に、サバイバル的な要素があって、一番かっこよく感じます。
値段も安いですが、刃厚が3.2mmとコンパニオン ヘビーデューティと同じなので、バトニングも問題なく行えそうです。
コンパニオン ヘビーデューティMG
■柄素材:ラバー
■刃素材:カーボンスチール
■刃長:約104mm
■全長:約224mm
■刃厚:約3.2mm
■重量:101g(ナイフのみの重量)
■本体価格:2400円
刃素材がカーボンなので、切れ味は抜群でしょうが、錆やすい素材なので、黒錆加工を行った方が良さそうです。
低価格なので、使っている方も多く、評判も高いです。
更に、刃圧が3.2mmもあるのでファイヤーボックス用の小さな薪を割るバドリングにも十分活用できます。
参考:アウトドア用ナイフは取り敢えずモーラナイフ買っとけ!間違いない!
ブッシュクラフト フォレスト
■柄素材:ラバー
■刃素材:ステンレススチール
■刃長:約109mm
■全長:約232mm
■刃厚:約2.5mm
■重量:約101g(ナイフのみの重量)
■本体価格:4300円
ブッシュクラフトシリーズの中では一番安価なモデル。
ブッシュクラフトのネーミングなのに刃厚が2.5mmなのはちょっと非力感が否めない感じ。
モーラ・ナイフ タクティカル
■柄素材:ラバー
■刃素材:カーボンスチール(ブラックコーティング)
■刃長:約109mm
■全長:約232mm
■刃厚:約3.2mm
■重量:約123g(ナイフのみの重量)
■本体価格:7500円
刃素材がカーボンスチールの中で、コンパニオン ヘビーデューティMGの次に安価なのがこのタクティカル。
カーボン素材特有の錆やすさをブラックコーティングにより、切れ味と錆にくさを両立したモデルと言えそうです。
バトニング
このページでも出てくる「バトニング」という言葉ですが、ナイフでの薪割りの事。
斧で割るような太い薪は難しいですが、焚き火を始める時に着火する細い木を作ったりする作業の事です。
ナイフを木に食い込ませ、別の木でナイフを叩いたりするので、ナイフの刃には強さが求められます。
厚みがあっても、小石にぶつければ刃欠けをしますが、バトニングではあまりにも薄い刃だと、薪を外に押す力が入らないので、作業がしにくくなります。
本格的なサバイバルナイフでは、刃厚4mm以上のものを推している方が多いですが、キャンプ程度なら、コンパクトで作業のしやすさ優先でも問題は無さそうです。
モーラナイフまとめ
今回も切れ味を重視したいので、カーボン素材を使ったものにすることにしました。
やはり、コンパニオン ヘビーデューティMGは、他を圧倒する安さです。これなら、満足できなくても諦められますしね。
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