キャンプにおすすめの燻製器!いぶし処

いぶし処 お手軽香房

みなさんは、キャンプの時の食事って何を食べていますか?
キャンプでのド定番と言えば、
アヒージョやBBQ、カレーなどがありますが、わが家では最近、燻製にハマっています。

初めて燻製をしたのは、ダッチオーブンでの熱燻(ねっくん)です。この時は燻製の方法に種類があるとは知りませんでした。
温燻(おんくん)というものがある事を知り、ダンボールを使って燻製器を作成し2回ほど、キャンプで投入したところ、これが家族から大評判。
ただ、都合の良いサイズのダンボールが無い場合は、いぶしが足りなかったり、一度に燻せる食材の量が少なかったりと、何かと不便だったので、今回する商品を購入しました。

知ればしるほど奥が深い燻製ですが、手軽にキャンプで燻製を始めるのに『SOTOのいぶし処お手軽香房』がおすすめなので、紹介シたいと思います。

キャンプで燻製をするメリット

燻製は、その方法を大きく分けて3種類に分類する事ができます。
熱燻、温燻、冷燻のそれぞれの特徴に合わせた食材を燻す事で、様々な変化を楽しむ事が出来ます。

一般的な燻製は、ダッチオーブンなどで熱しながら行う熱燻(ねっくん)と、今回紹介するスモーカーで行う温燻(おんくん)ですが、いずれも大量の煙を出す事になるので、換気扇の下で行っても匂いが部屋に充満しますし、日中に庭などで行うと、洗濯物に匂いがついてしまうなど弊害を伴います。
(風向きを考えないで行えば、近所からの苦情もありそうな勢いで煙が出ます)

キャンプ場でならほとんどの方は焚き火をするでしょうから、煙で苦情になることも無いですし、燻製禁止のキャンプ場もありません。

また、温燻ならチーズでも1〜2時間ほど燻す必要がありますが、チェックイン後のテント設営などを済ませて、スモークウッドに火を付けておけば、放っておいても燻製が出来上がるので、キャンプに燻製は適した料理方法だと思っています。

放っておいても出来ますが、2時間かけて燻した食材を、焚き火を囲みながらちチビチビと食すのも、普段の時間では味わえない独特の満足感が得られるはずです。

SOTOいぶし処がキャンプに向いている理由

いぶし処収納時
それは一言でコンパクトに収納でき、設営が簡単だからです。
『いぶし処』は3000円ほどの商品で安価に購入ができます。
燻家 スモークハウス燻家スモークハウスは1000円と安価ですが、ダンボールで出来てるので、長い間使っていると恐らくへたれてくると思います。
特にキャンプに持っていく場合、雨や夜露などで濡れる事は少なくありませんので、耐久性も重要な要素になります。

その他アウトドア用としているタイプのものを見てみると

コールマン スモーカー ステンレススモーカー2

コールマン スモーカー ステンレススモーカー2
価格:6,922円(Amazon

バンドックスモーク缶

BUNDOK(バンドック) スモーク 缶
価格:2,700円(Amazon)

キャプテンスタッグ燻製器

キャプテンスタッグ 燻製器
価格:1,754円(Amazon

価格は2000円程度から6000円程度までと選べますが『いぶし処』のようにコンパクトに収納できる商品は意外とありません。
本格的に燻製を楽しむのでしたら、大型の燻製器が必要になりますが、下味を付けたり風乾(燻したあと1日寝かす)させる処まで本格的にやるのであれば、キャンプには適さなくなりますので、自分はコンパクトでお手頃価格のいぶし処が最適だと思います。

組み立て

組み立ては特に悩む事もありません。
箱から出したら、プレートがジャバラ状に重なっているので、これを箱型にします。
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底の部分は、鍵状になっていて、ここに網を挟むと固定されます。
いぶし処 底
以上で感性です。

付属のアルミ皿にウッドスモークを乗せ、網に食材を乗せた後、ウッドをバーナーで炙れば後は待つだけです。
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S字フックも付属品としてついてくるので、こんな感じで大きめのベーコンをつるす事もできちゃいます。

燻製の方法

本格的な燻製では、煙の匂いが付きやすくする為、数時間ほど風通しの良い屋外で乾燥させる作業が入りますが、自分の場合は省いてしまいます。(この一手間が大切らしいですが)

そして、スモークウッドにバーナーで焦げ目を入れたら、ふうふうと息を吹きかけ、炎を消し、煙だけが上がるようにします。
網は2段になっていますので、上段に6ピースチーズ。下段にサーモンを置いたりと、異なる温度を食材を置く場所によって調整可能です。

燻製器をたまに見てあげて、煙の量が少ないようなら、ウッドが無くなっている可能性があります。
ウッドを追加し、ふうふうしましょう。

あとは待つだけです。

おすすの燻製食材

まだ5回ほどしかやった事がありませんが、その中でオススメの燻製食材は
1位:チーズ
2位:ベーコン
3位:ゆで卵(半熟)
です。
チーズは、特にキャンプでおすすめ!
粗熱が取れる程度に風乾(30分)したらすぐ食べても、チーズの旨味がとても濃厚に感じられます。

逆にあまり美味しく無かったのは、
・スモークサーモン・・・なんかパサツイてしまい、エグミが強かった。風乾が足りなかったかも。
・ししゃも・・・普通に焼いた方がおいしい。

燻製マスターの中には、オリーブオイル自体ににおいを付けたり、豚バラの仕込み(塩漬け)から乾燥までをこなしてしまう方もいらっしゃいます。
一つの食材に時間をかける事で、普段より一層おいしさを感じられるはずです。