先日、最初のキャンプで必要な道具をまとめた記事を書きました。
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キャンプには必ず必要なのが、夜の明かりです。
明かりを付ける道具は”ランタン”と呼ばれ、明るさや使用する燃料、メーカーなどから選択をする事ができます。
キャンプ関連の道具を調べていて初めて知ったのが、
という事でした。
ファミキャンでランタンが3つ必要な理由
3つのランタンの使用用途は、
メイン用
テーブル用
テント用・調理用
に分かれます。
メインとテーブル用を分ける理由は3つあり、
2,2つ置く事で、影になる部分が減る
3,メインランタンに明るいものを使う事で、テーブル側に虫が集まる事を軽減する
です。
テント外では明るさと雰囲気を重視する方が多いので、ガスランタンやガソリンランタンが好まれますが、テント内は火気使用は危険なので、LEDランタンとなります。
こういった使い分けを考えた時に3〜5人程度のファミリーキャンプでは3つのランタンが好ましいとなります。
ランタンの種類
ランタンの種類は大きく3種類に分類されます。
- LEDランタン
- ガスランタン
- ガソリンランタン
です。
LEDランタン
一般的となったLEDライトを使ったランタンで、乾電池が燃料となります。
どこでも購入しやすい電池式なので、持って行ったけど、電池切れだった場合などは、キャンプ場の事務所や近くのコンビニで補充する事ができるので、初心者にも扱いやすいランタンと言えます。
また、テントの中は基本的に、ガスやガソリンランタンの使用は危険なので、LEDランタン一択となります。
使用時間も50時間から100時間は使えるので、ガス、ガソリンと比べてコストパフォーマンスが一番良いランタンです。
デメリットとしては、火を燃やすわけでは無いので、キャンプ的な雰囲気を味わえない事でしょうか。
キャンプ好きな方は、こういった雰囲気も楽しみのひとつと考えるので、以外と重要な要素です。
ガソリンランタン
ランタンと言えばこの2つが代名詞とも言えますが、実際に可燃燃料で燃やした火で、周りを明るくしてくれます。
LEDランタンと比較すると、費用が高くなりますが、シンプルな作りの為、何十年も使い続ける事ができます。
ランニングコストは、ガスよりガソリンの方が安価です。
ガソリンランタンは一晩で450CC程度のホワイトガソリンを使用し、1L売りをされている値段は1000円程度ですので、一晩450円程度がかかる計算になります。
ランニングが安いガソリンランタンですが、ガソリンをタンクに入れ、点火前と使用2,3時間に1度は”ポンピング”と呼ばれる儀式を行う必要があります。
これは、タンク内に空気を送る事(タンクに圧力をかける)で、燃料を点火部分(ジェネレーター)に送り込む仕様の為です。
これが面倒と感じる方はガスかLEDの選択になるでしょうが、こういった「作業」もキャンプの醍醐味と感じる方も多い様です。
ガスランタン
ガスは、大体ひと晩で、LPガス燃料の缶(470g)を1本弱使用します。1本の値段は700円程度となります。
ガスランタンの場合、ガスの残りが少なくなると暗くなってくるので、最後まで使い切るのは難しいかもしれません。
またガソリンランタンに比べメンテナンスが容易で、点火した後はガスが無くなるまで何もする必要が無く、日々のメンテナンスも不要な点は手軽に感じます。
ガソリンランタン286Aの購入
わが家は、色々と悩んだ結果、ガソリンランタンを購入する事になりました。
理由は、ガスに比べてランニングが安い点。複数のランタンを持ち運ぶ時に、ガス缶もいくつも持ち歩きたくない。
LEDにしなかった理由は、雰囲気が欲しかったからです。
286Aの選択
ガソリンランタンでは最も有名なメーカーはコールマンになります。
コールマンは元々1900年ころにランタンメーカーとしてアメリカで誕生したメーカーで、日本でも普及していますので、安心です。
そのコールマンのガソリンランタンで現在直接販売されているランタンは、下記3商品(並行輸入品除く)になります。
ワンマントルランタン 286A740J
実売価格:約1万円
明るさ:約200CP/130W
燃料タンク容量:約590cc
燃焼時間:7.5~15時間
本体重量:約1.4kg
パワーハウス ツーマントルランタン 290A740J
実売価格:約1万7千円
明るさ:約300CP/190W相当
燃料タンク容量:約940cc
燃焼時間:約7~14時間
本体重量:約1.8kg
ノーススター チューブマントルランタン 2000-750J
実売価格:約2万円
明るさ:約360CP/230W相当
燃料タンク容量:約940cc
燃焼時間:約7~14時間
本体重量:約1.8kg
この中でも今回購入した、286Aは、いわゆるランタンという雰囲気で、昔から変わることの無い定番デザインとなっています。
こういったアイテムは、流通量が多いほど、値段が安くなるので、コスパとしては一番高いと判断しました。
ランタンの明るさはCPという単位で表され、キャンドルパワーの意味で、曖昧ですが、ろうそく何個分の明るさなのかが書かれています。
ワンマントルランタンとノーススターは1.5倍ほどの差があるもの、ネット上の口コミでは、直接的な明るさはワンマントルの方が明るく、周囲まで明るいのは、ノーススターと書かれていました。
購入後、早速使用してみたが、製品として全く問題なし。私自身、より明るさを求めてこの製品の購入に至ったが、アウトドアという範疇で明るさを追求するならば、この製品の能力で必要十分であろう。
https://www.amazon.co.jp/
という気分になってきます。
それくらい、暖かみがありますね。
少人数ファミリーキャンプ入門:コールマン・ワンマントルランタン286A 〜 初めてのホワイトガソリンランタン
今回は、1つ目のランタンなので、どの程度の明るさなのかは、実際に夜キャンプ場で使ってみて、買い増しをしたいと考えたので、一番流通量が多く、評価の高いワンマントルランタンの購入に至りました。
ノーススターチューブマントルランタンを購入、家に帰って早速組み立てました。ベンチレーターの傘が傾いて恰好が悪いです。調べてみたら、ベンチレーターを載せている、缶が傾いて取り付けられているのです。その為か、バーナーチューブが、マントルサポートの真上にないのです。従って、マントルがよじれ、赤い線が垂直(マニュアルどおり)になりません。このままでは空焼きしたマントルによじれた力が加わり、短寿命になりませんか?