焚き火ハンガーに感動!キャンプギア中1位の満足度

焚火ハンガー

バーナーなどのアウトドアギアを持っていないわが家にとって、キャンプサイトで焚き火台は家のコンロであり、暖房器具であり、癒やしグッズであります。
そんな焚き火台がもっとも忙しくなるのが、夕食の準備時。

お肉を焼いたり、煮込み物を作ったり。
一段落して、家族でテーブルを囲み食事が始まってからも、暖をとったり、マシュマロを焼いたり、ホットワインを作ったり、食後のホットコーヒー用にお湯を沸かしたり。
こんな使い勝手が最高に良い焚き火台にも欠点があります。

それは、夕食時にはもう一台欲しい!そう足りないのです。
わが家使用の焚き火台はユニフレームのファイアグリル。
関連:ユニフレームのファイアグリルは最高!設置注意!

この焚き火台のサイズは38cm☓38cmの正方形です。
ここにダッチオーブンを乗せると、隙間には鯖缶を置くくらいのスペースしか余りません。

冬キャンプ鉄板の夕食と言えば、鍋ですが、鍋を置くと他の事ができなくなっちゃうんです。
コレが夏ならまた違うのでしょうが、冬はとにかく温まる汁物が幸せの食事。
でも、鍋だけだと味気ないから、鍋以外にも2,3品作りたいんですが、場所がありません。

そんな冬キャンプならではとも言える悩みにぶち当たった自分が選択したのは、高さを出す事でした。

焚火ハンガー

焚火ハンガー
焚火台の横にある黒い棒と、そこから出ているランタンハンガーのようなものが、焚火ハンガーです。

元祖の発売元はCAMP MANIA PRODUCTSさんですが、メインポールとハンガー2本で9800円とまぁまぁのお値段。

そして、ダッチオーブンが乗せられるハンガーテーブルは別売りで8200円とこれまたいいお値段。両方で2万円に届きそうな感じです。

焚火ハンガー自体、ただの鉄を溶接したもので、デザインは無骨でとてもかっこいいんですが、ハンドメイドらしく価格が高めなのが難。
ヤフオクを物色してみるとありました!

ヤフオク出品中の焚火ハンガー

ヤフオクで販売されている焚火ハンガーは大きく2つの種類がありますので、注意してください。
このハンガーは構造は簡単で、ランタンハンガーと全く同じです。

ネジッてある鉄の棒を、ポールに入れると、先端の自重により自動でロックがかかり固定される仕組みになっています。
このネジッてある部分に空間が無い場合、メインポールへ接続する際、上部からしかいれる事ができません。

ランタンハンガーはタープやテントのポールの途中からカマス事ができますよね?
もちろんCAMP MANIA PRODUCTSさんの商品には隙間があるので、途中から取り付ける事ができます。

この空間が無い場合は2つの弊害があります。
1,メインポールの上部は、ハンマーで土などに打ち付けるので、ポールの頭が潰れて広がってしまうと、上部からハンガーが入らなくなる。
2,ハンガーを2つ3つ使い、一番下のものを取り外す時、一度全てのハンガーを撤去する必要がある。

2つめの弊害は購入後気が付きました。
横からスライドさせて取り付けたり、外す事ができるのは非常に便利。
というより、これが出来ないとかなり使い勝手が悪いです。
ダッチ用テーブル

自作をしている人も多いっぽい

材質は、土間などを打つ時に使う、配筋用の鉄材なので、材料費としては1000円もかからないと思います。
ただ、鉄の棒を曲げる時にはバーナーや、耐熱塗料、溶接などをする必要があるので、こういった事に慣れている方でないと結構な初期コストがかかる事になりそうです。
(ガレージを作ったら、溶接機とか置いとけるから、今後チャレンジしてみたいなー!)

買って良かった焚火ハンガー

この商品は今まで買ってきたキャンプギアの中で一番感動物の商品です。
焚き火台に直接ダッチオーブンを置いて、ハンガーにテーブルを吊るして、焼き鳥を焼き、その上からケトルを吊るすなんてことも余裕で出来てしまいます。

どうしても、焚き火台に網をセットするとBBQっぽい雰囲気になって個人的にはあまり好きでは無かったんですが、このハンガーがあれば、ケトルを空中に浮かして置けて保温や湯沸かしは高さで調整できます。
夜焚火をしていて、コーヒーが飲みたくなってもすぐに入れる事ができるんですよ!

バーナーを持っていない方、焚火周りの使い勝手向上を考えている方にはオススメです!