11月に入ると、早くもキャンプ場によっては、テントから煙突を突き出しモクモクと煙を登らせる光景を見る事ができます。
このページを見ている方は、冬キャンプの暖のとり方に、薪ストーブや石油ストーブを検討されている方かと思います。
かくいう私も、1ヶ月前からキャンプの冬スタイルを色々と検討した結果、石油ストーブを購入しました。
関連:冬キャンプの寒さ対策に暖房とロースタイルの検討
関連:冬キャンプ用にトヨトミの石油ストーブGet!
ただやっぱり憧れといいますか、なんか本格的っぽい雰囲気を醸し出す薪ストーブは憧れてしまいます。
石油ストーブに至った主な理由としては
・1泊2日がメインとなるファミリーキャンプで石油ストーブの設置は面倒なのでは?
・テントの加工や煙突に工夫が必要でかなり大掛かりなのでは?
・家とキャンプの兼用が出来ないので、キャンプしてない時は置き場にこまるかも。
などなどです。
今年の導入は流石に石油ストーブを買ったばかりで、大蔵省から確実にクレームが入りますので、来年の為に色々と調べてみました。
これからの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
薪ストーブとキャンプ
テント内に薪ストーブを入れるのが始まったはあまり古い事ではないみたいです。
昔は入れていたのかもしれませんが、現在薪ストーブを入れるのはスタイルというか、オシャレな暖のとり方としての意味合いが強いのかもしれません。
キャンプ全般に言える事ですた、オシャレな人ほど昔の製品(木製とか、手間がかかるランタン)とかを持っています。
昔のものは高いですよね。
薪ストーブの燃料となる薪も、自宅に薪ストーブがあって、冬中薪を使う方でなければ、自分で収集するほどの方もいないと思うので、石油燃料の方が安価です。
一方で暖かさの面で考えると、テントに持ち込まれるストーブは一般的には小型なものが多いようで、発熱量2.65kw〜5kwほど。(関連:冬キャンプ用にトヨトミの石油ストーブGet!)
薪ストーブはというと家に常設するような大型のものになると3000kcal以上あるものが流通しているようですが、キャンプの為に持ち運ぶものは小型なので、そこまでの暖かさは無いのかもしれません。
先日購入したトヨトミの石油ストーブは、キャンプ用ストーブよりかなり大型ですが、6.66kWなので、薪ストーブ並の暖かさを出す事ができます。
薪ストーブの手間
薪ストーブは3回、人を温めてくれると言われるそうで、
1.木の伐採、2.薪割り、3.ストーブで燃やす時
らしいです。伐採から行う方は本格的な薪ストーバーだと思いますが、薪は購入すれば、30kgで2000円以上になります。
関東の一般家庭に薪ストーブを入れ、それだけで冬を越す場合、1000kg(=1トン)の消費にもなるそうです。
薪代だけでも7万円弱。送料を含めれば10万円を超えるでしょう。
薪は収穫場所を確保できれば、ほぼ無料で収集する事ができ、薪ストーブ愛好家の方はそうしているらしいです。
ただし、収集した薪は2年ほどは乾燥させる必要があるので、薪をストックしておく場所を確保する必要があります。
キャンプでは1晩で1束(700円程度)の消費でしょうから、そこまで大きなコストにはなりませんが、焚火+薪ストーブとなると燃料費もばかになりません。
その他の手間という意味では、煙突の清掃や設営などがあります。
テントの設営に加え、このような作業が発生する事を予め考慮しておく必要がありそうです。
西湖自由キャンプ場に行った時、薪ストーブの着火式?のようなものが行われていて、購入後1度も使用していないストーブを2家族で組み立てていました。
2時間ほどかかってようやく火が入ったのを見て、薪ストーブは大変なんだぁと感じました。
キャンプ向き薪ストーブの種類
小川キャンパル ちびストーブ3
価格:37,584円〜(Amazon)
サイズ:幅28×奥行40×高さ150cm
重量:約5.2kg
テンマクデザイン iron-stove 改
価格:53,000円(Amazon)
サイズ:高さ300mm☓幅750mm☓奥行き 380mm
重量:21kg
ホンマ製作所 クッキングストーブ
価格:53,000円(Amazon)
サイズ:幅35×奥行35×高さ45cm
重量:6kg
ドッペルギャンガー はじめてのまきちゃん
価格:24,000円(Amazon)
サイズ:W384×D422×H310mm
重量:12.5kg
キャプテンスタッグ かまど煙突ストーブ焚火台 UG-11
価格:11,308円(Amazon)
サイズ:幅450×奥行550×高さ950mm
重量:6、3kg
ペトロマックス キャンピングストーブ Loki
価格:42,000円(Amazon)
サイズ:83.5×241×55cm
重量:12.2kg
薪ストーブのまとめ
やっぱりですが、見ていると欲しくなります!もしかしたら今年のシーズン中に買ってしまうかも♪
薪ストーブって、その上で料理を作ったりする事もできますし、台が安定しているのでダッチオーブンなど重たいものでも乗せられるのがいいですよね!
テント内での使用は一酸化炭素中毒の危険が常に伴いますので、自己責任で安全面を確保して行いましょう。