V-MAXの逆車仕様は、国内モデルと比べると、マフラーの穴が少し大きいので、純正でも迫力のあるサウンドが楽しめます。
やっぱり、400CCのバイクで社外マフラー入れても、軽い音になりますが、1200CCもあると、図太い音です。
でも、60km/hほどの速度を出すと風切音で自分のバイクの音はほとんど聞こえなくなります。
やっぱり、乗っている感をさらに得る為には、音も楽しみたい!
そう思い、社外マフラーを色々と物色しはじめました。
V-MAXのマフラー種類
恐らく2010年ころまでは社外マフラーもいろいろと選ぶ事が出来ていたんだと思いますが、2014年現在だと、新品で扱っている数自体がほとんど無い・・・
VMAXの定番とも言える、Overやスーパートラップなんかがありますが、まぁまぁの値段しますね。
逆にこれい以外で新品入手できる有名どころって無いんじゃないかな。
これ以外だと、純正マフラーをいじくる純正マフラー改(モディファイドマフラー)を行ってくれるVMG大原や、VMAX専門のカスタムショップエスパーの4本出しマフラーなどもあります。
ただ、純正マフラーってものすごく重いですし、いじってる感もあまり出ないので、純正マフラーの加工は無し。
また、エスパー製の新品も探しましたが無かったので、NG。
選べるのは、Overとスパトラ。今回、Overも定番すぎるので外し、スパトラを最後まで悩みました。
調べると、スパトラは4インチと5インチのサイズがあり、5インチの方が見た目・音ともに迫力があるそうで、ヤフオク!で見てみると程度が悪いものだと3万円程度。
しかし、流通しているのはほとんど4インチなのであまり選べない感じです。
最後まで迷いましたが、もう一度Vmaxのブログなんかを色々見ていると、Delkevic(デルケヴィック)というメーカーからVMAX用のマフラーが発売されていて、音も良いとの情報をゲット!
なんと価格も4万円を切っています!
迷わず即ポチリました。振込決済ですが、英語と日本語が混じったサイトだったので、振込後不安になり、記載されている電話番号に電話をしてみると「現在使われておりません・・・」のアナウンスが・・・
やられた・・・と思いながらも、問い合わせフォームからメールを送ると、電話番号が変わっていて、入金も確認できたとの事。翌日無事に商品が到着しました。
純正マフラーの外し方
今回購入したマフラーは、スリップオンと呼ばれるタイプのもので、車体にくっついているエキパイ部分をそのまま使用し、サイレンサー(太いさきっちょ)部分のみを交換することになります。
作業は、センタースタンドをかけると楽に行えます。
まずは、タンデムステップ付近にあるボルトを取り外します。
反対側も同じ場所にボルトがあるので、 同様に取り外していきます。
いきなり落ちる事は無いと思いますが、マフラーが抜ける時に、地面に落っこちる
ので、下に木やダンボールなどを敷いて傷が付くのを防ぐのが良いでしょう。
マフラーと車体を紐で結ぶと落ちないという、記事を見て実際やってみましたが、その紐が邪魔で取り外しが困難になった為、途中で切ってしまいました。
車体の底、サイレンサーとエキパイがくっついている位置にあるボルトをはずします。
写真には写っていませんが、輪っかを止めてあるボルトもゆるめてあげると簡単にはずれるようになります。
ここまでネジを取れば、後は後方に伸びているサイレンサーを左右交互にゆすりながら引っ張っていくだけです。
一回では取れないので、左右交互に何回かゆすっていくと、ジョジョにはずれてくるのが分かります。
こんな感じで取り外せました。
この状態でエンジンをかけるとどうなるんだろう。。
と、好奇心にかられ、セルを回してみました。
驚くほど爆音で、ドスドスではなく、バリバリなっていました。
取り付けは、思ったより簡単で、
真ん中の2つを車体から出ているエキパイに接続し、そこへサイレンサーをくっつけるだけです。
接続状態が悪いと、排気漏れが起こったりするらしいので、力で奥まで押し込みます。
最後にサイレンサー部分にステーを付けますので、マフラーのネジは止めずグラグラさせておくと位置の調整がしやすくなります。
ネジは、ステー→サイレンサー→エキパイの順で締め付けました。
強くしめすぎると、エキパイが歪む事があるらしいので、適度な強さで締め付け、テスト走行をした後に、再び緩みを締め付けました。
元々純正マフラーを車体フレームと取り付けてあったボルトにはナットがありませんので、事前に準備をしておく必要があります。
ホームセンターなどで売っているものは、ネジピッチが1.5ですが、このナットは1.25なので、M10の1.25ピッチのナットを準備しておきましょう。
デルケヴィック200mmを付けたインプレ
このマフラーはインナーバッフルを六角1本で外すことが出来ます。
音量は記載されていませんが、次のように書かれていました
こちらのDELKEVIC製 サイレンサーは、予備形成された合成カーボンファイバーとハイグレードな304ステンレス製です。出口部分は斜めに切り取られた様な形になっており、短く迫力のある排気音です。バッフルを取り外した場合は爆音ですので、公道では使用不可です。
参照元:ヤマハ VMX1200 V-MAX 1984-2007の商品ページ
バッフル装着時の音が小さかったら「取り外して乗ればいいや」って考えてたので、取り付けた時は迫力のある音にびっくり。
歯切れの良い音で、アイドリング中には太く低い音、高回転でも甲高くならず、VMAXらしい音が楽しめます。
ただ、若干アイドリングが不安定になる事があり、1回エンストしてしまいました。
もともと、納車時にもアイドリングが不安定になる事が経験しており、プラグを2極のものに交換しようと購入したほどでしたが、乗っているうちにアイドリングが不安定になる事も無くなりました。
キャブのセッティングをいじる程では無いと素人判断し、次にプラグを変えて様子を見てみようと思います。
今回購入したもの
デルケヴィックマフラー:39000円
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