みなさんは、ワコーズ社から販売されているガソリン添加剤『フューエルワン』をご存知でしょうか。
自分が参加している、フェイスブックのチームで、
「愛車と一緒に乾杯」などのコメントと合わせて、フューエルワンの画像がアップされているのを度々目撃し、どんなものなんだろうと調べ、自分の愛車に添加した所、効果があったのでインプレしたいと思います。
フューエルワン
フューエルワンって何?
ワコーズのホームページによると
ガソリン・ディーゼル兼用燃料添加剤。高性能清浄剤PEAの作用により、燃料に添加するだけで燃焼室・吸排気バルブ・インジェクターなどに堆積したカーボン・ワニス・ガム質などを除去し、新車時のエンジン性能を取り戻します。
引用元:F-1 フューエルワン – 新製品・おすすめ製品 | 株式会社和光ケミカル
と書かれています。
まぁ、簡単に言うなら、キャブレターなどに詰まった汚れを落としてくれる添加剤です。
カーボン、ワニス、ガム質とは何のことか分からなかったので、それぞれが堆積する事で起こる不良について、調べてみました。
カーボンの蓄積
カーボンは燃料や潤滑油が燃え残った、残りカス(スス)です。
走る程に蓄積するようで、以下の様な不良症状が出るようです。
カーボンデポジットの固着によりピストンスラップが起き、カラカラとガソリンエンジンがディーゼルのようなノック音がするなどの症状が出ます。
引用元:カーボン堆積物によるエンジンノイズとノッキング
エンジンの圧縮をリークさせる原因になり,出力低下につながります
引用元:バルブに堆積したカーボンの除去とバルブシートカットについて
ワニス・ガム質の堆積
国産ガソリンの品質は諸外国と比較し非常に高品質ですが、一旦汚れはじめるとその汚れにガソリンが吸着・気化を繰り返し加速度的に増加する事が予想されます。
引用元:http://www.3-3959.com/s/rescuregdi5.htm
そもそも、ガソリンは腐るものなので、長期間乗らない場合は、タンクやキャブレターの中で腐ってしまうんですね!
その時に発生するものが、ガム質。ガム質が、インジェクションなどに付着することによって、始動時のかかりが悪くなったりする悪影響が出てきます。
ネット上での評判
そもそも、こういった添加剤の類は、多くの会社から数えきれない程の商品が販売されていますが、その効果(インプレッション)は、『体感できない程』『よくなった様に思う』などある意味、感覚的な意見が多く見られますが、フューエルワンだけは『明らかに違う』といったコメントを多く見かけます。
Youtubeで、大変参考になる動画がありますが、プロのバイクショップもフューエルワンを絶賛しています。
フューエルワンの使い方
フューエルワンはガソリン添加剤なので、タンクに指定量を入れるだけです。
規定量は、燃料30~60Lに1本を使用と書かれています。
バイクは、14リットルとか18リットルと少ないので、1本で2回〜4回程度は使う事ができます。
初めてフューエルワンを使う時は、3回連続で添加するのが効果的なようです。
といっても、長距離走る前に添加剤を入れても、すぐに給油する必要があるのがバイク。
入れてすぐ燃焼しては、あまり効果が無さそうに思うので、僕の場合は、土日のツーリングが終わったら、満タン状態にして帰宅。
フューエルワンを1/3本添加し、リザーブにしてから、少しエンジンを回します。
10分ほど回したら、添加剤も混ざり合って、キャブの中にも入っている状態(イメージ)なので、この状態で、平日はバイクに乗らないので、放置。
これを、3回(1本)する感じです。
効果
使って分かった効果は、アイドリングの安定と、始動しやすくなった事です。
VMAXはバッテリーが貧弱な為か、ファンが回りだすと、信号待ちなどでのアイドリングが不安定になる事がありましたが、これが改善されました。
また、気温が上がってきた事もありますが、一発で始動するようになりました。
長く走っているとどうしても調子が悪くなるようですが、それは、カーボンやガム質などの堆積による部分もあるようなので、定期的なメンテナンスとして、2,3ヶ月に1本は使おうと思います。
また、冬場など長く乗らない場合は、入れておいた方が確実に良さそうです。
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